glafit株式会社

仕事を深堀るキーワード


glafitの乗り物が世に広がるための、
モノづくりの基盤を造りたい

石津征一 2021年入社

石津征一   2021年入社

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glafitの乗り物が世に広がるための、
モノづくりの基盤を造りたい

石津征一 2021年入社

■経験を如何なく発揮できるステージでやりたい事

これまでは、家電ブランドで構造設計などの製品開発の他、製品全体を一通り見るPMをおこなっていました。そこでは、スケジュール管理はもちろんのこと、コスト管理、評価テストなど、製品を世の中に送り出すまでに必要な開発プロセスのほとんどを経験してきました。
glafitでも同じように、製品の開発・品質問題・生産進捗管理など、モノづくりに関わる全般、開発から世に出すところまでの全てを担当しています。

glafitは乗り物メーカーですので、当然乗り物の法律など専門的な知識も必要になります。
これまでに、乗り物を開発してきたことはありませんが、使う技術が違うだけで、問題解決の考え方は共通だと思っています。 必要な知識は当然勉強しつつ、これまでの経験で培ったことを活かせることが大きいと感じています。
例えば製品評価では、開発者が想定していない使われ方をすることがある、という経験則があるので、製品本体を見て、もらっている情報以上を自分で読み解き、必要なテストを提案して実施しています。

また、これまでの経験の上で使えそうな技術を導入して、更にユーザーの利便性を向上することなども進めています。
ベンチャーであるglafitが、これからたくさんの乗り物を創り出すうえで、このモノづくりの基盤が重要になると思います。
これまでの会社で担当してきたよい経験も、また失敗してしまった経験もひっくるめてglafitのナレッジとして蓄積展開していくこと、そしてglafitのモノづくりの基盤を構築していくことをやっていきたいと思っています。



■世の中に無いものを作る、「モビチェン」担当がglafitの初担当製品

モビリティ・カテゴリー・チェンジャー(以下、モビチェン)という、これまで世の中に無かったものを製品化することが、glafitでの初担当となりました。

入社時には、ほぼ完成形ができ調達の問題などの課題解決に向けて進んでいる状態で、試作を見せてもらいました。
正直、前例がない物のアイディアをカタチにしてはありましたが、これは経験上、更に改良を加えたほうがよいと直感的に感じたのを覚えています。
ユーザーの方からすると早く製品化して販売してほしいという状態で、開発側では半導体やコネクタ―などの部材調達が世界規模で滞る中、入荷までに時間がかかるジレンマを抱えていました。 その状態で担当に任命されたので、それならば「この時間を使って改良を加えるチャンスだ」とプラスに考えました。

モビチェンは世の中にないカテゴリーの製品ということもあり、使われ方や不具合の想定が難しいことがこれまでの経験でわかっていたので、丁寧にやらないといけないと思い、製品評価テストを増やし、強度が必要な個所の強化や、雨水が容易に製品内部に侵入しないようボタンの形状や材質等細かなところまで設計を見直しました。
また、安定した品質のものが作られるよう、生産性や組立てやすさ等を意識しながら部品の形状や構造の見直しも行いました。
世に無いものを作ることは、これまでにもやってきたので気負いや抵抗はなかったのですが、道路交通法に関わる部分の製品なので、「より慎重に」ということを心掛けました。

こういった新しい物、新しい仕組み、を世の中に提案するような製品に携われるのは、なかなかチャンスが限られていると思うので、責任も増しますがとても楽しく開発しています。

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    テスラ車に乗ってます/自転車で10キロ通勤しています

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